屋根リフォーム~屋根の種類と葺き替え工事の費用~

屋根塗装

屋根リフォームは屋根材や屋根の状態によって方法が変わってきますが、大きく分けると、塗装と葺き替えがあります。

葺き替えというのは、屋根材を張り替える工事のことで、既存の屋根を撤去して新しい屋根を設置するものを「葺き替え」と呼び、既存の屋根の上に新しい屋根を設置するものを「重ね葺き(カバー工法)」と言います。

 

 

屋根の葺き替え工事

葺き替え工事は塗装業者ではなくリフォーム業者がやることが多いです。

葺き替えでは、屋根材だけではなく、下地部分も含めて屋根を新しくするのが一般的です。

工事内容は、足場架設、養生、屋根材撤去、野地板補強、屋根葺きなどが必要になるため、カバー工法よりも工事費用が高額になります。

 

屋根材の葺き替え費用

屋根材によって工事費用や耐用年数が全く変わってきます。同じ部材を使う場合でも屋根の広さや業者によって費用が異なるため施工費には幅が出ます。

板金屋根やスレート屋根の場合、塗替えが必要になり、10~15年で塗り替え、20~30年で葺き替えるのが一般的です。

板金屋根は、最も利用されているのはガルバリウム鋼鈑です。スレートは、コロニアルやカラーベストなどの商品が有名です。

日本で昔から使われている和瓦と呼ばれる粘土瓦は、塗替えが不要で、割れや破損などが発生していなければメンテナンスフリーです。

最も高額になるのが銅板ですが、耐用年数は100年とも言われることがあり、神社、仏閣などでも使われている屋根材です。銅板は、最も費用が高額になりますが、メンテナンスが不要なので一般住宅でも良く使われるようになっています。

銅板は、接する素材との組み合わせで劣化の速度が変わってくることや、場合によっては塗替えを行うこともあります。