コンクリート壁の塗替えと下地処理の仕方

家で使われている外壁材の種類はいくつかありますが、3階建てやマンションなどでは鉄筋コンクリートが使われていることもあります。

サイディング
モルタル
ALC
コンクリート

この4つが一般的な戸建住宅で使われる外壁材です。昔はモルタル壁の家が多かったですが、新築住宅の多くがサイディングを採用しています。

ALCとは軽量気泡コンクリートのことで、パネル上になっており、通常のコンクリートよりも軽く扱いやすいため、一戸建て住宅でも使われています。

コンクリートは打ちっぱなしにしている家も多いですが、モルタル壁の用に塗装することもできます。コンクリートは汚れが目立つので、定期的に塗り替えるのがオススメです。

 

コンクリート壁の下地調整

ンクリートはヒビ割れや破損が発生している事が多いため、補修用セメントやフィラーなどで補修します。破損部は塗装すれば目立たなくなりますが、しっかり補修しておくと、仕上がりがキレイになります。

コケや藻が発生してる場合は、高圧洗浄でキレイに洗い流しますが、特殊な洗剤を使ったバイオ高圧洗浄を使っても良いでしょう。

表面にアルカリ成分が溶け出し白い粉が出る「エフロ」の症状が出ている場合は、専用の洗浄剤でキレイに除去します。

 

コンクリート壁で使われる塗料

コンクリート壁の塗替えは、モルタル壁と同様です。

・アクリル
・ウレタン
・シリコン
・フッ素
・光触媒

使う塗料によって耐久性が異なります。塗料横棒グラフ

アクリルやウレタンは、塗料自体の価格が安いですが耐用年数が低いので、最近は使われなくなっています。

一般的にはシリコンが使われることが多く、耐久性を求める人はフッ素塗料を使います。光触媒塗料は特殊な塗料で、汚れが付きにくく、付いた汚れも雨水で洗い流すセルフクリーニング機能があります。

 コンクリート壁はモルタルと同様に、塗膜のヒビ割れが発生しやすい為、10~15年おきに塗り替えるのが良いと思います。