セラミック塗料の効果と価格

外壁塗装で使われる塗料は、「シリコン」や「フッ素」などがあり、一般的にはシリコンが良く使われています。

塗料は、水性塗料と溶剤塗料(油性塗料)に分けられますが、それぞれにシリコンやフッ素などの種類があります。

水性油性塗料

最近は、耐久性が低いアクリルやウレタン塗料はあまり使われなくなっています。また、人や環境に優しい水性塗料が使われるケースが増えています。

セルフクリーニング効果がある光触媒塗料や、遮熱効果・断熱効果がある特殊な塗料もあります。

塗料を選ぶ時に、コストパフォーマンスに優れたシリコン塗料の中から選ぶ人が多いと思いますが、塗料の中に「セラミック塗料」と呼ばれる物があります。

セラミック塗料とは

セラミック塗料とは、セラミックが配合された塗料のことです。セラミックの塗料というわけではありません。

塗料の中に無機質のセラミックを混ぜることで、乾燥過程で塗膜表面に親水性が高いセラミックが浮き出る形になり、汚れに強い壁になります。

塗料の説明書などで、低汚染性や親水性といった言葉が出てくることがありますが、どちらも外壁の美観を長期間保つために重要な機能です。

セラミック配合塗料は、色々なメーカーが販売しています。

商品 種類 特徴
ファイン4Fセラミック
(日本ペイント)
フッ素 油性 高耐候性、耐汚染性・透湿性、防藻性・防かび性がある塗料。
ガイナ
(日進産業)
シリコン 油性/水性 特殊セラミック配合の塗料で、遮熱効果・断熱効果がある。
水性セラミシリコン
(エスケー化研)
シリコン 水性 超耐久性、低汚染性、防かび・防藻性がある塗料。
セラミクリーン
(エスケー化研)
シリコン 水性 弾性セラミックシリコン樹脂配合の塗料。単層弾性塗材に比べ耐久性が高い。

セラミック配合塗料の効果

ポイント
・耐久性が高い
・親水性で汚れが付きにくい
・低汚染性で汚れにくい
・耐熱性で熱を伝えにくい
・デザイン性を持たせられる

遮熱・断熱塗料で有名な日進産業のガイナは、断熱セラミックという特殊なセラミックビーズを配合することで、高い断熱効果を実現しています。

セラミック配合塗料の耐用年数は、どの塗料に混ざっているかによります。シリコンであれば10~13年、フッ素であれば15~20年です。

ガイナはシリコンですが、特殊セラミックが配合されているためメーカー発表の耐用年数は、20年となっています。

セラミック配合塗料が良いの?

塗装業者によってはセラミック塗料を勧めてくるかもしれませんが、通常の塗料よりも料金が高くなります。

耐久性や耐候性、低汚染性に優れた塗料ではありますが、工事代金が上がりますので、無理してセラミック塗料を選ぶ必要はありません。

訪問販売などの営業会社の営業マンが、良くわからずにセラミック塗料を勧めて来ることもあります。配合されているセラミックの効果を確認して、納得が行く場合に使うようにしましょう。