塗装業者の安全性と請負業者賠償責任保険

足場・養生

外壁塗装工事では、2階の壁や屋根を塗る為に足場を組みます。

昔は、足場なしでハシゴを使って塗っていた時もありましたが、現在はほぼ100%足場を組んで塗装します。

今の足場は、くさび緊結式足場(ビケ足場)と呼ばれるもので、2階部分や3階部分は周囲を歩くための板が敷いてあります。

足場は、高所作業する職人の安全を守るためのものですが、飛散防止シートをかけることで、塗料が周りの家に飛び散るのを防ぎます。

足場は足場職人が組みますが、職人の命を守り、作業効率を上げてくれるのが足場です。

なお、外壁塗装の見積もりには足場代が含まれており、15~20万円の金額が一般的です。外壁と屋根の塗装を別々にやると足場代も2倍かかりますので、通常は外壁塗装の時に屋根の塗装も一緒にやります。

 

業者の安全対策

職人おかりん

高所作業する場合、万一の事故に備えてヘルメットを被ります。

塗装工事は比較的安全な作業が多く、ヘルメットを被っていなくても大丈夫な場合が多いですが、しっかりとした業者であればスタッフの安全性を重要視するため、ヘルメットの着用を義務付けているはずです。

工事が始まらないとわからないことですが、良い業者は安全対策もしっかりしています。足場、飛散防止シート、養生、職人のヘルメットの着用などは気にかけないと分からない部分ですが、工事中にチェックしてみましょう。

 

塗装業者が入る保険

ほとんどの塗装業者は、「請負業者賠償責任保険(工事賠償責任保険)」に入っています。

これは、塗装工事で万が一、建物を傷つけてしまった時に保険金がおりるものです。

外壁塗装の場合、足場を組みますが、その際に家を傷つけてしまったり、塗料が飛んで車が被害を受ける可能性もあります。車には専用の養生シートをかけますので可能性は低いですが、時々トラブルになっているのを見かけます。

自分の家は平気でも、隣の家に塗料が飛ぶなどの被害も考えられますので、その場合は請負業者賠償責任保険があると助かります。

 

請負業者賠償責任保険で補償される内容
・ビル工事中にクレーンが横転し車を壊した
・改修作業中に足場用の鉄パイプが落下し通行人が負傷した
・外壁塗装中にペンキ缶を落とし、通行人の衣服を汚した
・外壁塗装中に塗料が飛散して隣の家に付いた
・資材置場の材木が倒れ通行人がケガをした
 

ただし、この保険は、「飛散防止対策等の損害発生の予防措置を取らずに行われた作業による、塗料の飛散、拡散」では補償されません。

予防措置を取った上で起こった不慮の事故に対する補償です。