外壁塗装業者とのトラブル事例

リフォーム工事で、業者とトラブルになることはそう珍しいことではありません。

悪徳業者は数が多いというわけではありません。半ば強引に契約を取ったり、手抜き工事を行うため、被害者が増えているのです。

国民生活センターに寄せられた工事トラブルの相談は毎年数千件あります。トラブルに遭っても相談しない人も多いので、実際の被害件数はもっと膨れ上がるのではないかと思います。業者に言われるがままに契約してしまう人も少なくありません。

外壁リフォームの場合、外壁や屋根に関する知識があれば騙される可能性も低いですが、特に高齢者の一人暮らしは要注意です。

 

外壁塗装工事で良くあるトラブル

お金に関するトラブル
  • 契約しないと伝えたら違約金を要求された
  • 見積もりの詳細を説明をしてくれない
  • 工事着工前に全額の支払いを求められた
  • 追加請求が来た
  • クーリングオフしたい
施工に関するトラブル
  • 指定した塗料と別の塗料を使われた
  • 仕上げに不良箇所がある
  • 剥離、欠損、ひび割れなどがある
  • 色がまだらになっている
  • 見積もり通りの施工をしなかった
  • 車に塗料が付いてしまった
  • 隣の家に塗料が飛んでしまった
勧誘に関するよるトラブル
  • しつこく勧誘してくる
  • 不安を煽って契約を迫られた
  • 工事内容の説明がない
  • 必要がない工事まで勧められた
保証に関するトラブル
  • 保証をつけたが業者と連絡が付かない
  • 保証をつけたが業者が倒産した
  • 保証をつけたのに再工事の代金を請求された

お金に関するトラブルや施工に関するトラブルは、悪徳業者でなくても起こり得ることであり、依頼する側としても、「契約金額、見積もり内容、保証」などをしっかり把握しておくようにしましょう。

保証が付く場合は、契約書に書かれている保証内容や保証期間をしっかり確認しましょう。

 

トラブルに巻き込まれない為に

リフォームトラブルに巻き込まれないようにするために重要なことは、「知識を付ける」ことと「相見積もりする」ことです。

知識をつけておけば、おかしい部分がわかり、怪しい業者を 見抜くことが出来るようになります。少しでも怪しいと感じた業者とは契約しないようにしましょう。

また、複数の業者から見積もりを取ることで、相場を知り、金額が極端に低かったり、高かったりする業者とは出来るだけ契約しないようにしましょう。それと、相見積もりを嫌がるような業者は疑いましょう。