外壁塗装工事のキャンペーン価格や値下げに騙されない

塗装業者の見積もりで注意したいことに「モニター価格」と「キャンペーン価格」があります。

モニター価格は、施工後にアンケートや施工写真を業者に渡すことで、工事代金が割引になるものです。

キャンペーン価格は、開業記念キャンペーンから良くわからないキャンペーンまで様々です。値下げしてもらえるのはありがたいですが、値下げの理由を確認しておきましょう。

広告で見かけるキャンペーン

ホームページや広告などでこういったキャンペーンを行っている塗装業者があります。怪しく感じるかもしれませんが、優良業者がやっている場合もあります。

なぜか塗装業界では「598,000円」で、キャンペーンを打っている業者が多いですね。実際、2階建ての一般住宅で60万円以下というのはかなり安いです。

このように、具体的な数値が決められているキャンペーンなら信用しても大丈夫な場合が多いです。

ただし、金額が固定されていても、使われる塗料のグレードが低かったり、塗装面積が100平米以内などと決められている場合には注意が必要です。

塗装面積が決められている場合、それ以上の塗装は別途料金がかかってきます。それでも通常の代金よりは安くなると思いますが、総額でかかる代金を確認しましょう。

常にやっているキャンペーンであれば、それはもうキャンペーンではありませんよね。

工事代金が半額になったり、数十万円の割引になるなど、大幅に値段が安くなるキャンペーンは怪しい場合が多いです。

ポイント

全て込みで598,000円キャンペーンと言ったような場合、その工事でどこまでやってもらえるのかを確認しましょう。

60万円以下の場合、通常は、「足場、高圧洗浄、養生、外壁塗装、軒天、破風、雨樋」が含まれますが、屋根は含まれていない場合が多いです。

また、キャンペーンを利用する場合でも、同じ工事内容と同じ塗料で、他の業者の見積り比較してみましょう。相場と比べて極端に価格が安い場合、手抜き工事をされる可能性があります。