外壁塗装だけ依頼して屋根塗装はやらなくても大丈夫?
外壁塗装は、家の壁の塗装のことですが、一般的に家の塗装工事と言った場合、外壁、屋根、雨樋、雨戸などの塗装も含まれます。
壁の塗装が必要になったということは、屋根や付帯部分も劣化していますので、同時に塗装するのが良いでしょう。壁だけで良い、屋根だけで良いという人もいると思いますが、両方同時にやったほうが費用もお得になります。
屋根は直射日光を受けますし、壁よりも雨風の影響を受けるため、屋根の方が早く劣化します。外壁塗装が必要な時は、屋根塗装も必要ということです。(粘土瓦は塗装不要)
外壁と屋根を同時に塗装するメリット
ポイント |
①足場設置費用が1回分で済む |
②次回の塗装の時期が同じになる |
外壁の2階部分や屋根を塗装するためには、足場が必要になります。足場の設置は2日がかりの作業で人件費もかかるため、10~15万円ほどの費用になります。
外壁と屋根の塗装を分けて行う場合、それぞれに10~15万円ほどの金額がかかりますが、同時に行えば1回分の費用だけで済みます。
また、外壁と屋根を同時に塗装することで、次回の塗装時期も同じになります。塗装は一回やったら終わりではなく10~20年に一度必要になりますので、毎回同時にやるのが良いと思います。
外壁と屋根の塗料
外壁や屋根の塗装で使われる塗料はいくつかありますが、それぞれ耐久年数や金額が違います。
昔はアクリルやウレタンが使われることもありましたが、耐久年数が短いため、最近は使われなくなっています。
外壁と屋根の塗装を行う時は、「使う塗料を同じにするか、屋根の方が耐久年数が長い塗料」にします。
先程も述べたように、屋根の方が劣化が早いので、屋根を耐久年数が長めの塗料を使うことで、次回の塗り替え時期を合わせることができます。
間違っても屋根の方に耐久性が低い塗料を使わないようにしましょう。先に屋根の塗装が必要になってしまいます。塗装業者さんに止められるはずなので、こういったケースはないと思いますが・・・