外壁と屋根のリフォームは同時に行うと費用が安い
外壁と屋根のリフォームは同時に行うのが基本ですが、屋根の劣化具合は見づらいのでリフォームしない家庭もありますが、塗替えや葺き替えが必要です。
粘土瓦や銅板屋根のように耐久年数が高い屋根材であればいいのですが、スレート、ガルバリウム鋼板、セメント瓦、トタンなどの屋根材はリフォームが必要です。
外壁と屋根のリフォームを同時に行うメリット
外壁リフォームも屋根リフォームも足場が必要になりますので、工事は同時に行ったほうが、トータルコストを抑えることができます。
もしも、別々の時期にリフォームした場合、それぞれ足場を架設するので2倍の費用が必要になってしまいます。高圧洗浄で使われる洗浄剤も1度にやってしまった方が費用が抑えられます。
また、外壁と屋根の塗替えで同じ塗料を使う場合、塗料の無駄を減らすことができますので、塗装費用も抑えられる可能性があります。
足場が必要なリフォーム
例 |
・外壁の塗替え |
・屋根の塗り替え |
・屋根の葺き替え |
・雨樋交換 |
・破風や軒天の工事 |
・太陽光発電システム工事 |
・高所の窓や雨戸の工事 |
勾配が緩やかな屋根の場合、足場がなくても工事できる場合もありますが、基本的には屋根の塗替えや葺き替えの際には足場が必要になります。
足場は一般的な大きさの家で10~15万円の費用がかかりますので、足場が必要になる工事は、同時に行うのが良いでしょう。
屋根の塗装工事の流れ
流れ |
①足場の架設 |
②飛散防止シート張り |
③高圧洗浄 |
④下地補修 |
⑤養生 |
⑥下塗り → 乾燥 |
⑦中塗り → 乾燥 |
⑧上塗り → 乾燥 |
⑨足場の解体 |
中塗りや上塗りの工事の際に、スレート屋根などでは、屋根材同士がくっつかないように、縁切りと呼ばれる作業が行われます。最近は、屋根材の間にタスペーサーという道具をはさみ対処する場合が多いです。
屋根塗装の工事日数は1週間ほどですが、外壁塗装と並行して行われますので、屋根塗装すると2倍の工事期間になるわけではありません。