モルタルやサイディング壁の塗料の浮きや剥がれ

モルタル壁でもサイディング壁でも、塗膜が劣化してくると塗膜が剥がれる可能性があります。

外壁の劣化症状として代表的なのがチョーキング現象ですが、その状態で放置していると、塗膜の浮きや剥がれが発生する可能性があります。

塗膜が剥がれている場合や、少し力を加えただけでボロボロと剥がれ落ちるような場合には、既存の塗膜を剥がしてから新しい塗料を塗ることになります。

下地処理をしっかりやっておかないと、塗り替えてもすぐに塗膜が剥がれる原因になります。下地調整の作業に時間がかかりますので、それだけ費用が高くなります。

塗膜の剥がれをそのまま放置してしまうと、ボードが雨水を吸収しボードや建物内部が腐食する原因になります。

大規模なリフォーム工事が必要になることもありますので、塗膜が剥がれる前に早めに塗り替えを行いましょう。

 

サイディング壁の剥がれと補修

流れ
①旧塗膜の撤去
②ケレン
③下塗り
④中塗り
⑤上塗り

簡単に剥がせる部分の塗膜を剥がして、キレイにしてから塗装を行います。一部のみがこのような状態であればまだ良いですが、外壁全体がこのような状態の場合、塗替えではなく張替えリフォームをした方が良いかもしれません。

 

モルタル壁の剥がれを補修して塗装

流れ
①旧塗膜撤去
②プライマー塗布
③埋め戻し
④下塗り
⑤パターン吹付け
⑥凸部処理

モルタルの一部が剥離してしまった家の補修作業です。

高圧洗浄や軽く触っただけで塗膜が剥がれる状態の壁は、下地処理をしっかりしなければなりません。

モルタル壁の場合、劣化が進むと一部だけではなく、モルタル全体がベロっと剥がれることもあります。塗膜の劣化を放置すると、余計なリフォーム費用がかかってきます。