塗装業者選びで失敗しないために
外壁塗装の依頼時、どこのどの業者に頼むか迷う方がいると思います。知り合いの方がいない場合は自分で探すしかありません。
また、リフォーム工事はトラブルも多く、国民生活センターには、毎年約7,000件もの相談が寄せられています。
塗装業者選びで失敗しないコツ
良い業者を見つけるためには、やはり自分で探すのが一番です。最近ではインターネットを活用して業者を探す人も増えています。
自分で業者を探す場合に、失敗しない業者選びのポイントをいくつか紹介します。
①複数の業者から見積もりを取る |
②契約書や保証書を確認する |
③塗装の資格を確認する |
④保険加入を確認する |
⑤訪問販売業者とは契約しない |
⑥契約を急かされても即決しない |
⑦ハウスメーカーや工務店は金額が高い |
複数の業者から見積もりを取る
最も重要なことは、複数の業者から見積もりを取って比較することです。比べてみると塗装工事の相場がわかりますし、極端に高い所や安い所を除外することができます。
安すぎる所は手抜き工事をする可能性が高いです。しっかり工事をするためには、手間や労力がかかりますので、妥当な金額というのもがあります。
塗装業者の資格・免許
外壁塗装は資格や免許が無くてもできます。
しかし、一定の実務経験がある人しか取得できない資格があります。
塗装職人の中には、1級塗装技能士や2級塗装技能士の資格を持っている人も多いです。
・1級塗装技能士は実務経験が7年以上必要
・2級塗装技能士は実務経験が2年以上必要
塗装技能士の資格を持っている職人は、実務経験があり、試験に受かるだけの知識と実技があることになります。良い業者でも実際に施工する職人の力量はわかりません。
なので、契約前に職人の資格の有無を確認するのもひとつの手ではないでしょうか。
損害保険
塗装工事では、足場を組みますので、足場が家に接触して家の一部が壊れたり、塗料が車や隣の家に飛散するなどの事故も起こります。
足場は足場職人が組み、塗料が飛ばないように飛散防止シートや養生をします。
なので、事故が起こる可能性は低いですが、万が一ということもあります。その万が一の事故に備えた保険があります。
請負業者賠償責任保険(工事賠償責任保険)は、塗装業者の多くが加入していますが、心配な人は、契約前に確認しましょう。
訪問販売
営業会社の場合、訪問販売で契約を取ることがありますが、訪問販売は悪徳業者も多いので注意が必要です。
全ての訪問販売業者が悪というわけではありませんが、最もトラブルが多いのが訪問販売です。訪問販売の場合、契約から8日以内であればクーリングオフが利用できます。もし、契約を急かされたとしても即決せずに一度考えてみましょう。
ハウスメーカーや工務店
新築で購入した方の場合、ハウスメーカーや工務店の定期点検で塗装を依頼するケースが多いですが、その場合、実際に工事するのは下請けの塗装業者です。
中間マージンが発生するため見積金額が高くなるので、直接塗装業者に依頼するのがオススメです。
同じ工事内容であればハウスメーカーや工務店よりも、塗装業者に直接依頼した方が安くなります。