塗り壁の塗装は塗料の吹付けとローラーはどちらが良い?

職人おかりん

塗り壁の外壁塗装の工法として、「ローラー」と「吹付け」があります。

ペンキ塗りと言ったら刷毛でペタペタ塗るのをイメージすると思いますが、外壁や屋根の塗装で全面を刷毛で塗ることはありません。

ローラーと吹付けのどちらが良いのかという質問を受けることがありますが、どちらが良いというのは難しいです。それぞれにメリット、デメリットがあります。

 

ローラーと吹付けのメリット・デメリット

  ローラー 吹付け
メリット
  • 飛散が少ない
  • 塗りムラが出ない
  • 高所作業でも安心
  • 工事が早い
  • 模様が豊富
デメリット
  • 工事が遅い
  • 模様塗りに多様性が無い
  • 塗料が飛散する
  • 塗料の無駄が多い
  • 塗り残しの可能性

 

ローラーと吹付けのどちらが良い?

吹付けでしかできない模様を付けたい場合には、吹付けを選ぶしかありませんが、それ以外であればローラーが良いと思います。

吹付けは飛散が多いので、住宅が密集している都市部や高所作業には向きません。吹き付けるためには塗料の希釈を多くするため、一度に厚く塗ることはできません。

塗装業者さんに質問すれば、自分の家でどちらが向いているのかを説明してくれますので、わからない場合は聞いてみるのが良いと思います。