01:初めての人ほどすぐに業者を決めてはいけない
屋根・外壁塗装を初めて行う人ほど、業者選びに時間がかかるので、1社を決めるだけでも一苦労です。
そのため、やっと選んだ1社だけに全てお願いしてしまいがちになってしまします。
塗装工事は「お客様が騙されやすい業界」とも言われていて、業者ごとで知識・技術も違うので、あなたに伝えられる情報も業者によって違ってきます。
そのため、業者が行っていることが本当であるかを判断するかを判断するため、1社だけでなく複数の業者から話を聞く必要があります。
業者選びは、塗装工事成功・失敗に関わるとても大切な行程です。妥協せずにしっかりと信頼できる業者を探す必要があることを、覚えておいてほしいです。
また、営業担当や職人さんの名刺をもらった際に。必ず連絡先が載っているかもチェックしてください。もしこれらの情報が入っていないと、何か悪いことを隠している可能性もあるため、注意しましょう。
02:塗装工事は訪問営業で契約してはいけない
屋根・外壁塗装の業者の中には、訪問営業主体で活動している業者がいます。
全ての業者が悪いというわけではないですが、かなりの確率で訪問営業には「悪質・悪徳」な業者が多いのも事実です。
例え訪問販売が良さそうな人だからと言って、その人が実際に塗装工事をするわけではいので、訪問販売には危険がたくさん潜んでいることを覚えておいてほしいです。
03:地域密着でない業者へは見積もりを依頼してはいけない
見積もりをしてもらう業者はどこでもいいわけではなく、業者の中でも地域密着の業者へ依頼することを、私たちではご案内しています。
業者が、地域密着でない場合と、地域密着の場合での違いを見てみましょう。
地域密着でない場合
・遠いので何かあった場合でもすぐに駆けつけられない
・遠いので移動費が掛かるため費用が高くなる
・あなたの地域の特性を理解していないことで失敗する塗装になる
地域密着である場合
・近いので何かあった場合すぐに駆けつけられる
・近いので移動費があまりかからず費用を抑えられる
・あなたの地域の特性を理解しているので安心の塗装になる
このように地域密着の有無で、費用・安心度がまったく違ってきます。
04:知り合いの業者に依頼してはいけない
あなたの知り合い、または知人の知り合いの業者に、そのまま屋根・外壁塗装の工事を依頼してはいけません。
知り合いの業者に依頼してしまった場合、以下のようなことが起きます。
・もし見積もり金額が高いと思ってもお断りづらい
・他の業者よ比較したいのに比較しづらくなる
・信用できなさそう、あなたに合わない場合でも頼まなくてはいけない状況になる
確かに、知り合いの業者にまかせるのは簡単で手間もかからないのですが、その業者があなたの大切な家を本当に守ってくれる塗装ができるのかというと、そうではありません。
あなたの家に必要な補修ができない、あなたの家に合った塗装・塗料を選べず次のメンテナンス機会である10年後まで保つ塗装ができない。
これでは高いお金を払って、大切な家をメンテナンスする意味が無くなってしまいます。
05:見積もりは6社以上に頼んではいけない
見積もり業者を比較するのは大事なことです。
しかし、その比較が多過ぎれば、逆に混乱を招くことになり、いつまで経っても業者を選べないという状況に陥ります。
見積もりを比較検討をする上では、厳選した3~5社までが最適な数になります。
06:パック料金を提示してくる業者を選んではいけない
インターネット上で「外壁塗装パック60万円」「屋根塗装が30万円ぽっきり」こんなうたい文句を見たことはありませんか?
その金額内で全てあなたのよう要望を満たせる塗装ができれば嬉しいですが、パック料金には以下のようなデメリットがあります。
・あなたの家に合う塗装や補修ができない場合がある
・要望と合わない業者側が決めた塗装・補修しかできない場合がある
・追加の工事ができない場合がある
・融通がきかない
パック料金=業者側の都合で決められた工事ならこの金額でできますよというものです。
あなたの家にはあなただけの塗装・補修があります。
他の家と同じように考えずに、塗装工事は一軒一軒違う「オーダーメイド」であることを知っていただければと思います。
07:ホームページに事例がない業者は選んではいけない
業者のホームページを確認する時、どの部分を見るべきか。
一番に見て欲しいのが塗装を行った事例が載っているかどうかで、もし事例が載っていないということであれば、以下のことが考えられます。
・実際に塗装工事をしたお客様との関係構築ができていない
・手抜き工事をしたので事例で載せては困る
・クレームが多いので事例では載せられない
ホームページの運用に時間がとれず、事例写真をあげていない業者もいますが、お客様と写っている事例写真があることで、信頼度が高くなるのは間違いないです。
08:見積もりの取り寄せは1社だけではいけない
屋根・外壁塗装をするのが初めての方は、1社のみしか業者を検討しない傾向があり、1社のみしか県というしないことで起こるデメリットはいかになります。
・塗装業者が言っている事が本当かわからない
・嘘だった場合でもそのまま契約してしまう
塗装業は資格無しで始められることもあり、業者によって知識・技術はピンきりです。さらに悪徳業者だったのにも関わらず、そのことを見極められずに契約してしまうことで、相場よりも高い費用の支払い・すぐに剥がれる塗装にもなりかねません。
09:業者によって見積もり条件を変えてはいけない
「どんな」「どこ」をメンテナンスしてキレイにしたいか、要望がまとまってない方が、業者ごとで見積もり条件を変えてしまいがちになります。
見積もりをする上大事なのが、全ての業者で「同じ条件」で見積もりをしてもらうこと 。同じ条件で見積もりをしてもらわなければ、比較ができずに、どの業者がいいのか判断できなくなります。
10:何度も条件を変更してお見積もりをお願いしてはいけない
業者にもよりますが、基本的にお見積もりは無料でしてくれます。
しかし、業者にとっては移動代・人件費がかかっているので、費用がかかっていますが、無料だということで、何度も条件を変えて見積もりをさせてしまう方が中にはいます。
何度も条件を変えて見積もりをお願いすると、以下のように業者から思われてしまいます。
・契約する気がないと思われる
・無駄に人件費をかけるので悪いお客様と思われる
例えば、何度も見積もりをしてもらった業者に頼んでも、あなたの印象が良くなくて、コミュニケーションが悪くなったり、質の悪い塗装にもなりかねません。
また、優良業者であったのに、あなたとの契約を断れてしまうこともあります。
11:無理な値引きはお願いしてはいけない
例えば「A社は90万円だったけど、B社さんはどのくらい?」このように、他社のの見積金額を明かしてそれよりも安くしたり、無理な値引きは失敗を招きます。
無理な値引き、安さだけに重点を置いた考えだと以下のようなことが起きます。
・本来必要であったはずの工程を省かれる
・失敗したのはあなたの責任とされる
あなたの大切な家に必要な塗装工事の工程がなくなることで、すぐに剥がれる塗装になったり、塗装業者側が責任をおってくれないこともあります。
12:安さだけで業者を決め手はいけない
安さだけで塗装業者を決めてしまうと、失敗する原因になります。
安いということはそれなりの理由が必ず存在しています。
・必要な部分の塗装がされない
・塗装に必要な工程が入っていない
・塗料が使い回しされている
このように、本来必要であるはずのものがなかったり、何かの使い残しが使われていたり。必ず何かしらの理由があって安くなっています。
安さの理由をきちんと説明できなければ、その業者と契約してはいけません。
13:見積では金額の比較だけをしてはいけない
塗装工事の見積を複数社にお願いした場合、金額だけで判断してしまいがちです。しかし、見積もり金額だけではなく、きちんと見ておかなければいけない項目があります。
・一式などまとめて金額が出されていないか
・何がどこに使われるか詳細が書いてあるか
・見積もりの根拠を説明してくれるか
見積もりをお願いした場合、出てきた金額にはきちんと根拠があって、その金額になっているはずです。
この金額の算出があいまい・不鮮明であったり、何がどんな風雨に使われるのか説明がない業者とは契約してはいけません。
14:キャンペーンに騙されてはいけない
「今ならキャンペーンで安くなります!」
「モニター価格で出来るので安くなりますよ!」
こういった、キャンペーンを行う業者はたくさんいます。キャンペーンは確かに魅力的な事ですが、内容をきちんと確認しないと、あなたが損する塗装になることもあります。
キャンペーンで気を付けることは以下の3つ。
・「今だけ」、「この地区限定」など特別感が出されている
・「今日契約してくれればキャンペーン付けられます」などすぐに契約を迫ろうとする
・安くなる根拠の説明がない
塗装業者において「キャンペーン」や「特別価格」といったものは、あなたの気持ちを引こうとする言葉でしかありません。
15:大幅な値引きに騙されてはいけない
屋根・外壁塗装の業界は「金額が不鮮明」と言われています。
その「不鮮明」を感じさせる一つの要因として、大幅な値引きでお客様の気を引こうとする手法があります。
・10万円を超える大きな金額の値引き
・高い金額から一気に金額を落とす大幅値引き
そもそも何十万も値引きをして、塗装業者側は利益がでるのでしょうか?この点が不可解です。
確かに何十万もの値引きがあると「お得感」が出ますが、根拠がない値引きは危険という事を覚えておいてほしいです。
16:調査報告書を出さない業者と契約してはいけない
塗装工事の見積もり費用の根拠を示すのに必要なのが調査報告書で、調査報告書には以下のものが書かれています。
・建物の劣化場所の確認
・建物の劣化具合
・どんなメンテナンスが必要か
写真・説明付きで作られていることが多いですが、見積もり費用を出す上で、調査報告書がないと本来であれば詳細な金額を出すことはできません。
見積もり費用の根拠となる調査報告書を、出してこない業者の見積もりは、信用できません。
17:不鮮明な見積もりを出す業者とは契約してはいけない
不鮮明な見積もりとは、どんな見積もりのことを指すのか。
・全て「一式」で計算されていて詳細が分からない見積もり
・塗装面積がきちんと測られていない見積もり
・使う塗料、工程が書かれていない
これらに当てはまる見積もりは、どんなものにどのくらい金額がかかるか分からないだけでなく、そもそも分かりづらい見積もりになっているので、塗装業者の不親切さがでています。
塗装工事は、如何に丁寧にするかがキレイになるコツでもあります。
つまり「塗装の丁寧さ=見積もりの分かり易さ」とも言い換える事ができ、分かりやすい見積もりを出してくれる業者は、塗装も丁寧にやってくれる可能性が高いです。
18:見積もり金額の詳細説明がない業者とは契約してはいけない
屋根・外壁塗装をする前、業者に見積もりをだしてもらいますが、どのような見積もりの受け取り方をするかが大事です。
良い業者からの見積もりの渡され方は、「見積もりを直接あなたに届けてくれて根拠の説明をしてくれる」業者です。
悪い業者からの見積もりの渡され方は「郵送で送られてきて見積もり金額を見ておいてください」で終わらせる業者です。
遠くてなかなかあなたの家に伺えないということもありますが、そうであっても直接届けて、きちんと説明してくれる業者には、誠意や信頼性を感じやすいものです。
塗装工事は、数百万円前後の金額がかかる大きな買い物でもあるため、あなたが信頼し安心して任せられる業者、つまり見積金額を手渡しでしてくれて説明もしてくれる業者にお願いしましょう。
19:話し方・見た目・マナーの悪い業者とは契約してはいけない
屋根・外壁塗装の業者は全国に数十万存在しています。
あなたの地域だけでも数十社存在していることになるので、当然良い業者・悪い業者が存在しています。
話し方・見た目だけで人を判断してはいけませんが、良い業者はきちんと職人の教育がされているので、話し方・見た目・マナーが徹底されています。
人柄を基準にすると、良い業者・悪い業者も判断できるので、良い業者は話し方・見た目・マナーが整っていると覚えておきましょう。
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