屋根塗装の必要性とメリット
外壁塗装を行う時に屋根の塗装も同時に行うのが一般的です。
最近は、遮熱効果や断熱効果がある特殊な塗料も販売されており、遮・断熱塗料を使うことで、室内温度が下がり電気代を節約することができます。
なお、屋根材によっては塗替えの必要がありませんので、外壁塗装を依頼する時には自分の家の屋根材のチェックもしておきましょう。
屋根材の種類と塗り替えの必要性
屋根材 | 塗り替え | 屋根の特徴 |
---|---|---|
スレート | 必要 | 一般的な屋根材。コロニアルやカラーベストなどの商品が有名。10~15年おきに塗り替えが必要。 |
ガルバリウム鋼板 | △ | 一般的な屋根材。塗装が不要という意見もあるが、10~15年おきに塗り替える場合もある。 |
トタン | 必要 | 昔の建物でよく使われていた屋根材。5年おきに塗り替えが必要。 |
セメント瓦 | 必要 | 劣化すると塗膜が剥がれる。10~15年おきに塗り替えが必要。 |
粘土瓦 | 不要 | 耐久性が高い屋根材。塗り替えの必要はないが、ヒビ割れや破損が発生した時は補修する。耐用年数は30~40年。 |
銅板 | 不要 | 神社仏閣などでも使われている耐久性が高い屋根材。耐用年数は銅板の厚さや接する部材によって変わる。耐用年数は50年。 |
屋根塗装のメリット
・雨漏りを防ぐ |
・建物を守る |
・リフォーム費用を抑える |
・イメージチェンジ |
屋根の葺き替え
屋根のリフォームは、塗替えと葺き替えがありますが、前回塗替えを行った家や屋根材の劣化が激しい場合は、葺き替え工事が必要になります。
葺き替えは屋根を完全に新しくするもので、カバー工法は既存の屋根を残したまま、その上に新しい屋根材を葺く工事です。
スレートやガルバリウム鋼板の屋根は、カバー工法で行われることが多いです。瓦屋根はカバー工法が使えないため葺き替えになります。瓦屋根は、下地のみ補修して既存の瓦を再利用する葺き直しで行われることもあります。