サビが発生したスレート

スレート自体は錆びることはありませんが、周りの鉄部からサビが移ることはあります。

錆び、カビ、コケ、藻などが発生した時は、屋根の劣化が進んでいる状態ですので、キレイに洗浄して塗り替えるのが良いでしょう。

スレート屋根の葺き替え・カバー工法

スレートやガルバリウム鋼板の屋根は、新築から10～15年で塗替えを行い、30年ほど経ったら葺き替えを行うのが一般的です。何十年も塗り替えのみでメンテナンスするのは難しいです。

屋根の葺き替え工事は、既存の屋根を撤去して新しい屋根を張り替える「葺き替え」と、既存の屋根を残したまま新しい屋根を張る「カバー工法」があります。

昔のスレート屋根はアスベストが含まれているため、葺き替え工事を行うと粉塵が舞い散る可能性があり、カバー工法で行うのが一般的です。

カバー工法の方が、既存の屋根の撤去や廃棄代が節約できるため、工事費が安くなります。スレートからガルバリウム鋼板に張り替えることもできます。