特殊な機能を備えた最新の外壁塗料

塗料メーカーは、耐久性の高い塗料や色々な機能を持った塗料を開発しており、現在は様々な塗料が販売されています。

一般的に使用されているのは耐久性が高くコストパフォーマンスに優れたシリコン樹脂塗料ですが、予算に余裕がある方は特殊な機能がある塗料を選んでも良いと思います。

このページでは、優れた塗料や特殊な機能がある塗料のうち、代表的なものをご紹介します。

遮熱・断熱塗料ガイナ

外壁塗装の本やサイトで取り上げられる事も多いので、知っている人もいると思いますが、遮熱・断熱塗料で有名なのが日進産業のガイナです。

特殊セラミック配合のシリコン塗料で、遮熱効果や断熱効果が期待できます。NASAのロケット開発で使われた断熱技術を活用しています。他にも色々な効果があります。

ポイント

・遮熱・断熱効果

・遮音・防音効果

・防露・耐久・安全・不燃

・防臭効果

遮熱塗料や断熱塗料は色々なメーカーが開発していますが、一つの塗料で遮熱と断熱の両方の効果がある塗料はほとんどありません。

光触媒塗料は、色々な塗料メーカーが開発していますが、有名なのがTOTOオキツモコーティングスのハイドロテクトコートです。

ポイント

・親水性によるセルフクリーニング効果

・静電気が溜まりにくく汚れが付きにくい

・汚れの付着力が弱く汚れが落ちやすい

チリやホコリなどが付きにくく、汚れが付いた場合でも光触媒の分解力で、汚れを浮き上がらせ、雨が降った時に雨水と一緒に汚れを流します。

外壁塗装で使われる塗料の樹脂は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあります。アクリルは耐久年数が6～8年とされていますが、アステックペイントの「ピュアアクリル」は不純物を含まない特殊なアクリル塗料で、耐久年数が15～20年となっています。

本来のアクリル樹脂は、透明度が高く耐侯性が良いのですが、一般的に販売されているアクリル樹脂は、アクリル以外の成分が含まれているため、アクリル樹脂本来の性能を発揮できていません。

ピュアアクリルは、その名のとおり、きわめて純度の高いアクリル樹脂を使うことで、アクリルの性能を最大限発揮し、これだけの耐久性を実現しています。

ポイント

・耐久性が高い

・防水性が高い

・遮熱性がある

・経済的である

2回目以降の塗り替え痔は、下塗りなしで上塗りできるため、経済性も高いと言えます。

AGCコーテックの「ルミステージ」は、AGA旭硝子が開発したフッ素樹脂ルミフロンを使用したフッ素樹脂塗料です。

紫外線に強く高寿命で、汚れを雨で自動的に洗い流すセルフクリーニング機能により、長期間美観が保てます。

セルフクリーニング機能によりカビや藻が付きにくい上に、防カビ・防藻剤が添加されていて、よりカビや藻が発生しにくい塗料と言えます。

ポイント

・耐候性に優れている

・セルフクリーニング機能

・防カビ・防藻性がある

・20年後も光沢を意地