破風、鼻隠し、軒天などの付帯部分の塗装
外壁塗装工事では、外壁・屋根の塗装を行いますが、その他の「付帯部分」と呼ばれる部分も一緒に塗装してしまいます。
付帯部の方が壁よりも早く劣化しますが、通常は外壁と一緒に塗り替えますので、付帯部のみ塗り替えることはあまり無いです。
付帯塗装の主な塗り替え箇所
「鼻隠し、破風、軒天、笠木、雨樋、雨戸」は、外壁塗装の際に一緒に塗装することが多いです。
付帯部分の塗装は、やらなくても影響が無いため、費用を節約するために塗装しない人もいます。しかし、外壁や屋根の塗装をしてキレイになると他の部分の汚れが気になります。金額については、塗装面積が然程大きくないので、高額な費用にはなりません。
破風
破風は、屋根のすぐ下の屋根の端をくるっと巻くような部材のことです。雨や紫外線を浴びて最も傷みやすい部分です。
鼻隠し
鼻隠しは、破風と同じように、屋根のすぐ下の部分のことですが、雨樋が付いている部分は鼻隠しと呼ばれます。
軒天
軒天は、屋根の真下部分にある壁のことです。太陽光や雨が直接あたる部分ではありませんが、雨水が入り込み傷んでいる場合があります。
雨樋
雨樋は、塩ビなどの脆い材質が一般的で、劣化すると雨漏りします。特に塗装の必要はありませんが、ゴミが詰まったり変形している場合は掃除や補修を行います。
雨戸
雨戸は、窓の外側に付ける扉のことで、雨や風を避けるために付けます。雨戸は塗装しないことも多いですが、外壁のみ塗装すると目立つので、一緒に塗装するのが良いでしょう。
笠木
笠木は、ベランダなどの手摺の上部に渡す横木のことです。耐汚染性、防カビ性に優れた塗料を使うのが良いでしょう。