外壁塗装のアンケート・モニター価格に要注意
飛び込みで営業マンが営業に来ることがありますが、その時に良く使われるのが「モニター価格」や「キャンペーン価格」です。
モニターやキャンペーンは、怪しい業者が良く使う手法ですので注意が必要です。これらが全て怪しいわけではありませんが、大幅な値引きには必ず何かがありますので、疑ってかかった方が良いと思います。
モニター価格とは
モニター価格とは、アンケートを書くことや施工前後の写真をホームページ・パンフレットに提供することにより、代金を割引してくれるものです。写真提供が特に抵抗がなければモニターで申し込んでも良いのですが、問題は「割引額が大きすぎる」場合です。
モニター価格で工事代金が3割引や半額のような過度な割引の場合には、要注意です。たとえ、モニター価格であっても工事代金が半額になるのはまず無いです。お得感を出すために、始めに提示された金額がかなり高く設定してあるだけだと思います。
通常、モニター価格でも精々数万円の割引が適用される程度なので、三割引きや半額といった過度な割引の場合、かなり怪しいです。
施工後のアンケートの記入
業者にとってお客様の声を聞くことは大切ですので、施工後にアンケートの記入を求められることは珍しくありません。しかし、通常無料で書いてもらうことが多いアンケートですが、そのアンケートを書いた程度で工事代金が大きく割引されるのは異常だと考えられます。
気をつけたいモニター商法の特徴
注意 |
1.飛び込みで営業に来た |
2.モニター価格で工事代金が大幅に割引される |
3.モニター募集期間がもうすぐ終了すると煽ってくる |
4.とりあえず見積もりだけでもさせてくれとお願いしてくる |
5.外壁や屋根が劣化していてすぐに工事しないと危ないと不安を煽る |
飛び込み営業の時点でかなり怪しいのですが、全ての営業会社が悪徳業者というわけではありません。むしろ、優良業者の方が数は多いです。
飛び込み営業で、モニター価格という言葉が出たら、疑いを持って対応した方が良いでしょう。こちらの不安を煽るように強引に見積もりをし、今すぐ工事しないと危ないなどと言い始めたら、高い確率で悪徳業者です。
訪問販売の場合、誤って契約しても8日以内に規定の書類を送付すればクーリングオフが利用できます。契約書にサインする前に誰かに相談するべきです。また、契約後に変だなと感じた時も、すぐに身近な人に相談しましょう。