ステンレスの特徴

 ステンレス(Stainless Steel=錆びない鋼)は、鋼をベースにクロムやニッケルなどを添加した錆びにくい合金のことです。この他用途に応じてモリブデン、鋼、チタンなどを加えたものもあります。高級感があり、見た目がおしゃれであり、傷がつきにくく丈夫で耐久性がある(鉄に比べれば倍以上)のが特徴です。

 腐食に強いので、塗料などによる被覆の必要がありません。そのため、設置後のメンテナンスもほとんど不要で、長期的に考えると経済性にも優れています。また、高強度材であるため、強い風圧や振動などに強いのです。アルミのように簡単に曲がったりへこんだりせずプラスチックやガラスのように熱によって曲がることも壊れることもありません。また、ステンレスは普通鋼と比べると熱に対して膨張率も大きいですがアルミほどではありません。

 切断や溶接、曲げ、絞りといった加工が容易なため、自由な発想のデザインによる形状表現に加え、多彩な表面仕上げが、デザインをさらに引き立てます。

 ステンレスは、引張り強さが大きくかつ加工硬化性が大きいので普通鋼に比べ曲げ加工圧が大きくなります。

 清掃面さえしっかり行っていれば汚れが付着しにくく雑菌などが繁殖しにくいので、衛生上も優れています。

 溶接して再び使うことができ、リサイクル率は80%以上と高く、素材の製造から廃棄までのライフスタイルにおいて環境への影響が少ない素材と言えます。

 熱伝導が悪い(熱まわりにムラがある)、金タワシなどで擦るとキズがつきやすい、電子レンジに直接かけられない、重い、塩素に弱いなどの短所があります。また、汚れや高音、金属粉付着など特定下では錆びを生じることがあります。

お問い合わせ・お見積りはこちら
工事の流れ
岡鈴HP
岡鈴HP
ページ上部へ戻る