お住まいの屋根や外壁をぬりかえようとしたとき、「何日ぐらいかかるのか」、「どんな工事が行われるか」、「どういう行程で進むのか」、そのような疑問を感じたことはございませんか。ここではご契約から工事開始~完了、お引渡しまでの工程とその後の保証と点検についてご説明いたします。
お住まいの塗り替え行程を説明しますと一般的には外壁塗装と屋根塗装を行った場合約2週間前後かかります。大きな住まいや門や塀などの塗り替えをご一緒にご依頼頂いた場合、工期は少し長くなります。また、天候によっても左右されます。
ご契約から完工まで
01 書面でのご契約
岡鈴では書面でのご契約を頂いてから工事を開始いたします。口約束などで後にトラブルになるようなことは絶対ありません。ご契約の金額、品質、工期、使用部材やクーリングオフに関する説明を十分にご説明させていただきますのでご安心ください。
02 ご近隣の方々へのご挨拶
工事開始から終了まで、お施主様はもちろんのこと、ご近隣の方々の安全には十分な配慮が必要です。工事中は工事用の車両が通行しますし、小さいお客様などにとって足場のかかった現場などは興味の対象ではないでしょうか。また工事中は足場の架設や解体時、施工中の騒音などでどうしてもご近隣の方にご迷惑をおかけしてしまいます。ご理解とご協力をお願いするため、向こう三軒両隣以上にご挨拶にお伺いし、工事内容や工期、車両の通行制限などをできる限り詳細にご説明いたします。
03 足場の仮設
まずは足場の仮設です。高所での安全性の他、作業性を高めるために仮設します。運搬や組み立てる際に金属製の足場同士が接触するので、どうしても大きな音が発生し、騒音になってしまいます。
お施主様とご近隣の方にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦ください。足場の仮設が終わりましたら、高圧洗浄時の水飛沫や塗料の飛散を防止するためのメッシュシートを取り付けます。これで、この日の作業は終了です。
04 高圧洗浄
加圧した水でお住いを洗浄します。この日は他とは違って雨でも作業ができます。水の加圧にはガソリンエンジンを使いますので、どうしてもエンジン音が響き渡り、騒音となってしまいます。また、水飛沫の飛散を防止するためのメッシュシートを取り付けていても、ご近隣に飛散する可能性がありますので、お施主様はもちろんのこと、近隣の方にお声掛けさせていただいております。
05 下地処理
外壁のクラックや傷、屋根の状態に合わせて補修を行います。サイディングなどの目地のシーリング(コーキング)を打ち替えます(シーリングの打ち替えはこの後の行程で行われることもあります)。金属部分を塗装する場合はケレンをしたり、錆止めを塗布します。
06 養生
窓やドアといった塗装を行わない部分に塗料が付着することを防ぐため、テープやマスカーと呼ばれるテープの付いたビニールなどで覆います。養生には塗料の付着を防ぐだけでなく、塗る部分と塗らない部分、色を分ける境界線を綺麗に出す役割も担っています。この養生によって仕上がりが大きく変わってきます。
07 外壁塗装ー下塗りー
いよいよ塗り替えの開始です。この行程ではご依頼頂いたいろではなく、シーラーやプライマーと呼ばれる塗料で下塗りを行います。シーラーやプライマーには下地を強化し、この後に重ね塗りする塗料を密着させる役割があります。塗料を密着させる接着材のようなものとお考えください。軒店の塗装をご依頼頂いている場合はその塗装もします。なお、軒天塗装の行程は前後することもあります。
08 外壁塗装ー中塗りー
この行程からご依頼頂いた色で塗装していきます。お施主様がお選びになられた色ですので、お時間がある場合は見学なされてはいかがでしょうか。
お住いの外壁塗装の色が変わっていく様子に感動を覚えると思います。ご希望の方はスタッフにその旨をお伝えください。安全性を考慮してヘルメットをご用意いたします。
09外壁塗装ー上塗りー
外壁塗装の最後の工程です。仕上げとして上塗りを行います。中塗りに続き仕上げの上塗りを行うのは塗膜の厚みを増し、耐久性をあげるためです。これで外壁の塗り替えは終了です。明日からは付帯部や屋根の塗装に入ります。
10 付帯部の塗装
雨樋、破風板、鼻隠しなどの部分を塗装していきます。樹脂製の雨樋などは紫外線によって硬化していき、最終的には柔軟性を失って強い風などで簡単に割れたり、外れたりしてしまいます。雨樋も塗装を施すことによって、硬化を防ぎ、長持ちさせることができるのです。
モダンなお住まいの場合、雨樋にアクセントカラーを使うととてもおしゃれになることがあります。ご希望の場合には雨戸や戸袋の塗装も行います。付帯部の塗装の行程も前後することがあります。
11 屋根塗装ー下塗りー
屋根も外壁と同じように、シーラーやプライマーを使って下塗りを行います。ダイレクトに太陽光と雨を浴びる屋根は外壁よりも過酷な環境にさらされています。
少なくとも外壁と同じグレードの塗料をお選びください。最近では夏場の暑さを軽減できる遮熱塗料などが人気です。光熱費を節約できるエコな塗料なのでお勧めです。
12 屋根塗装ー中塗りー
屋根もこの工程からご依頼いただいた色で塗っていきます。外壁塗装の中塗りと同じとうに「同じ色だと本当に上塗りだと本当に上塗りを行ったのかわからない」、「同じ色だと塗り残しが心配」という方はこの工程を違う色で行うこともできます。
お見積もりやお打ち合わせ際に「中塗りと上塗りは違う色で」とお伝えください。
13 屋根上塗りー上塗りー
屋根塗装の最後の工程です。仕上げとして上塗りを行います。中塗りに続き、仕上げの上塗りを行うのは外壁塗装と同じように塗膜の厚みを増し、耐久性を上げるためです。これで屋根の塗り替えは終了です。
14 自社点検と最終仕上げ
施工した部分をスタッフが隅から隅まで点検します。不具合があった場合はもちろん、しっかりと補修いたします。補修後は再度、点検を行い、チェックを何回も重ねます。
15 お引き渡し前の点検と足場の解体と撤去
お客様の目で工事内容とその仕上がりのチェックのご確認をお願いしております。スタッフと一緒に足場に上っていただき、屋根の上や2階部分、普段は見難いところをしっかりとご確認してください。
お客様にご納得いただけたら、お引き渡しとなります。足場を解体し、撤去して、周囲の清掃が終わりましたら、完工です。お施主様をはじめ、ご近隣の方々にも本当にお世話になりました。
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