断熱塗料「ガイナ」のメリット・デメリット
遮熱塗料・断熱塗料は色々な塗料メーカーが販売していますが、最も有名なのが日進産業の「ガイナ」です。最近は、シンマテリアル ワンの「キルコート」がシェアを伸ばしていますが、2013年の省エネ塗料シェアでは、日進産業が16%で4年連続トップになっています。
大手メーカーの日本ペイントやエスケー化研を抑えてのシェア1位というのは凄いですよね。断熱塗料=ガイナと思っている人も多いのかもしれません。
ガイナのメリット
ポイント |
・15年以上の高い耐久性 |
・高い遮熱・断熱効果 |
・防音・遮音効果がある |
・結露の発生を抑える |
・防臭効果がある |
・水性塗料で環境に優しい |
・マットな仕上がりになる |
ガイナのデメリット
注意 |
・一般的なシリコン塗料と比べ価格が高い |
・下地材によっては剥がれる可能性がある |
・塗装方法を誤ると雨漏りする可能性がある |
ガイナのデメリットは塗装工事の費用が高くなるという事と、腕がない職人が施工すると問題が発生する可能性があることです。
ガイナの遮熱メカニズム
ガイナに含まれる球体セラミックに侵入した紫外線は、球体のプリズム効果により反射と屈折を繰り返し、熱が室内に侵入するエネルギー量を減少させます。
また、球体セラミックは中空のため、熱伝導率が低く、熱移動を抑制し夏は内部に熱が侵入せず、冬は室内の熱を逃がさない効果が期待できます。
カラーバリエーションが基本52色と豊富で、200色以上に対応できますので、どのような家にも適用します。