外壁塗装で塗膜が剥がれる原因は?
外壁塗装は壁に塗料を塗るだけだと思っている人が多いみたいですが、塗装にはいくつかの工程があります。
・足場を組み、塗料や汚れが飛散しないように飛散防止シートをかけて、高圧洗浄して壁をきれいにします。
・ひび割れなどがあれば補修を行います。
・シーラーと呼ばれる下塗材を塗ります。この下塗材は、既存の塗膜と新しい塗膜を接着させるために必要になります。
・仕上げ材を2回塗ることになります。仕上げ材を2回塗ることで塗り残しを無くすとともに頑丈な塗装が出来上がります。
塗装が剥がれる原因
注意 |
・経年劣化 |
・ゴミや汚れ等が付着している状態で塗装した |
・下塗材を塗らなかった為に剥がれる |
・塗料を薄めすぎたために剥がれる |
・洗浄した後の乾燥が不十分な状態で塗ると剥がれる |
・鉄部などで旧塗膜が剥がれることで、その上に塗られた塗装が剥がれる |
塗料には耐久年数がありますので、どんな塗料を使っても経年劣化で剥がれる可能性があります。
塗装前の高圧洗浄、下塗材の塗りが甘い、塗料の希釈率が規定以下になっている等の手抜き工事で剥がれることも多いです。
塗装が剥がれる時に、今回塗った塗装が剥がれる場合と、鉄部などで旧塗膜が幾層にも重なっている場合、旧塗膜と共に新塗膜も剥がれることがあります。
工事直後に異変を感じた時は、すぐに施工した業者に連絡を入れましょう。業者が原因でも時間が経つと経年劣化で処理されてしまうことがあります。