外からの熱エネルギーの反射に加え、反射し切れなかった熱エネルギーの放出、吸収された熱エネルギーを内部に伝えにくくすることが大切です。
反射率と放射率はどちらかが高ければいいというものではありません。どちらも高くないと熱は室内に侵入してきてしまいます。
例えば反射率が高く、放射率が低い塗料が家の外壁や屋根に塗ってある場合、反射し切れず、塗料に吸収されてしまった熱は そのまま外壁や屋根を伝って自宅の内部へ浸入し、温度を上げてしまいます。
そのため必然的に建物の断熱・遮熱システムや断熱・遮熱塗料において「高い熱反射率」「高い熱放射率」「低い熱伝導率」この3大要素が非常に重要です。