ハイブリッド断熱塗料「キルコート」の特徴

遮熱・断熱塗料は色々な塗料メーカーが開発・販売していますが、最近シェアを伸ばしているのが、シンマテリアルワンの「キルコート」です。ハイブリッド断熱塗料と呼ばれるキルコートは、日進産業のガイナと比べるとマイナーですが、最近は施工する家も増えてきています。
キルコートのメリット
| ポイント |
| ・遮熱・断熱・保温機能がある |
| ・15年以上の耐久性 |
| ・伸縮性200%でクラックに追従しヒビ割れしにくい |
| ・粘着性が高くどんな下地にも対応 |
| ・結露対策や防音効果がある |
| ・人と環境に優しい水性塗料 |
| ・環境汚染化学物質ホルムアルデヒドF☆☆☆☆ |
モルタル壁では、ひび割れしにくい塗料が求められますが、キルコートは伸縮性が200%と高いため、下地がひび割れを起こしたとしてもひび割れしにくいです。ガイナの伸縮性が113%ですので、それと比べても伸縮性が高いですね。
キルコートのデメリット
| 注意 |
| ・シリコン塗料と比べると価格が高い |
| ・施工店が少なく複数の見積もりが取りづらい |
| ・施工工程が多く工事日数がかかる |
| ・基本色が15色と少ない |
| ・下地には専用のシーラーが必要 |
外壁塗装・屋根塗装で主流なのはシリコン塗料ですが、キルコートはシリコンと比べると価格が高いです。
ガイナと比べて、まだまだ施工店が少ないため、複数の塗装業者から見積もりを取るのが難しいです。外壁リフォームでは、相場を知るためと優良業者を見つけるために、複数の業者から見積もりを取るのが基本なので、その点はデメリットになります。

