スレート瓦屋根の劣化症状～ヒビ割れ・反り返り～

コロニアルやカラーベストなどの商品名で売られているスレート屋根は、一般的に使われている屋根材です。

原料はセメントですが、色々な形があり、カラーバリエーションも豊富なため、どのような建物にも合わせることができます。

スレートは塗替えが必要になる屋根材で、新築から10～15年で塗替え工事を行うのが一般的です。耐用年数は30～40年で、前回塗り替えた場合は、次は葺き替えになるのが一般的です。

スレート屋根の劣化症状

注意

・色あせ

・ズレ、割れ、反り

・カビ、コケ、藻の発生

・サビの付着

劣化するとコケや藻が発生する事が多く、そのままにしておくと反り返りやヒビ割れなどが出てきます。新築から10年もすると汚れやコケなどが目立つようになります。

スレート自体錆びる事はありませんが、屋根の尾根部分にある金属からサビが移ることもあります。

ヒビ割れはそのままにしておくと雨漏りの原因になるため、補修して塗り替える必要があります。サビはケレン等で落としてから塗り替える必要があります。