塗装工事の費用を支払うタイミングと追加費用の発生

外壁塗装の費用の支払いは、工事後の一括払いが一般的ですが、業者によっても代金の徴収方法が違います。

・工事後に現金一括払い
・工事前に半金、工事後に半金
・工事前に着手金、工事後に残金

これが一般的な支払い方法です。

工事前に代金の全額を請求してくる業者があったら怪しいと思ったほうが良いでしょう。資金繰りに困っている業者か悪徳業者の可能性が高いです。

分割払いやローン

工事代金の分割払いに対応している業者はあまりありませんが、リフォームローンが利用できる業者はあります。

ローンを利用する場合、金利が3~4%になると思いますので、実際の工事代金よりも多くの金額を支払うことになりますが、一括払いが難しい場合には検討してみましょう。

全ての業者でローンが利用できるわけではありませんが、ローンで支払いたい人は、契約前に業者にローンについて相談してください。

追加費用の発生

基本的に外壁塗装工事は、見積書に書かれた工事内容と金額で工事が行われますので、追加費用が発生することはありません。

まれに現地調査ではわからなかった部分に不具合があり、そのままでは工事できない場合などに、追加工事が発生することがあります。この場合、追加工事を行う前に施主に相談があるはずです。相談も無しに後から追加費用を請求するような業者は悪徳業者です。

また、工事をしている最中に、施主の意向で追加で塗り替えしてほしい場所が出てきたり、塗料を変更したいなどの申し出があった場合は、契約した時の見積金額と変わることがあります。

契約前に業者を見極める

相見積り

工事が始まってからトラブルが発生しても、契約を解除して元に戻してもらうのは難しいです。

訪問販売であれば契約後8日以内のクーリングオフが可能ですが、自らの意志で契約した場合、クーリングオフは利用できません。

一人暮らしのお年寄りの場合、営業マンの人柄を気に入って契約書にサインしてしまう人も多いですが、サインする前に必ず誰かに相談するようにしましょう。

塗装工事を依頼する時は、必ず複数の業者の見積もりを比較するようにしてください。何社かとやり取りすれば良い業者と悪い業者がわかります。

良い見積書で、聞いたことにしっかり答えてくれる業者であれば安心です。最近は、ホームページを持っている業者も多いので、良さそうな業者はサイトをチェックしてみましょう。

良い業者のサイトには、施工例や施工金額、お客様の声などが掲載されています。これらがあるかないかだけでもだいぶ印象が違いますよね。