外壁塗装の悪徳業者の手口

最近は、インターネットで情報が手に入りますので、騙される人は減っていると思いますが、相談件数は年々増加しています。

 

悪徳業者の特徴

特徴
・飛び込みで営業に来る
・その場で契約書にサインさせようとする
・調査が雑、説明が少ない
・不安を煽る
・勝手に無料点検する
・キャンペーンなどで大幅な割引をする
・長持ちするオリジナル塗料をアピールする

悪徳業者の多くが訪問販売で強引に仕事を受注します。これは、待っていても契約が取れない業者だからだと思います。

外壁・屋根リフォームは、現地調査をしないと見積もりすることができません。しかし、業者は不安を煽ったり、メリットがあるように見せかけて契約させようとします。

不安を煽るような言葉が出てきたら要注意です。優良業者であれば、不安を煽るような事はしません。

悪質なセールス

オリジナル塗料は危ない

外壁や屋根に使われる塗料は、いくつか種類がありますが、シリコン塗料で10~15年、フッ素塗料で15~20年ほどの耐久年数です。

特殊な塗料でも耐久年数は長くて20年ほどですので、オリジナル塗料だから30年持つということはありません。「大手メーカーと共同開発した塗料」だとしても30年持つことはありません。

塗装で使う塗料は自分で選ぶこともできますので、大手塗料メーカーの塗料を使っておけば安心です。業者オリジナルの塗料ほど怖いものはありません。

 

怪しいと思ったら契約しない

訪問販売ではその場で契約してはいけません。塗装工事を依頼する場合は、必ず複数の塗装業者に見積もりを取るようにしましょう。

怪しいと思った業者とは契約してはいけません。訪問販売であればクーリングオフが利用できますが、自ら会社に出向いて契約した場合は、クーリングオフができません。訪問販売は、高齢者を狙ったものが多いです。

高齢者で一人暮らししている場合は、子どもや孫など周りの人が気にかけてあげたいですね。