外壁塗装工事の訪問販売の営業マンがしつこい場合

外壁塗装工事は、ハウスメーカー、塗装専門店、営業会社など依頼先がいくつかありますが、しつこい営業をしてくるのは営業会社です。

営業会社は下請けの塗装業者に工事を流すので、中間マージンが発生する上に、営業するための人件費や広告費を沢山使っているので、見積りが高くなります。これは、ハウスメーカーや工務店も同様です。なので、安くて良い塗装業者を見つけたい時は、塗装専門店に依頼するのが良いでしょう。

小さな会社だと社長や職人が営業マンを兼ねていることもあります。営業マンと職人が同じ人の場合、話の食い違いが発生しないのでトラブルが発生する可能性が低くなります。

しつこい営業マンの撃退法

営業会社は主に訪問販売などで営業をしてくる業者のことですが、断っても何度も営業してくるかもしれません。

しつこい営業マンを撃退するコツは、「他の業者に依頼した」と伝えることです。既に業者が決まっている状態で、なおもしつこく営業してくる人は少ないはずです。全く塗装する予定がない場合も、既に工事が決まっていると伝えてしまってもいいと思います。

あまりにしつこいようであれば男性に対応してもらうようにしましょう。

しつこい営業に困っている人の多くが、女性や高齢者です。男性が対応すると相手も引き下がる可能性が高いです。どうしても営業マンが引き下がらない場合は、その場で警察に電話しましょう。

警察は民事不介入なので、営業マンが敷地内に無断で入ってきた場合や、暴力を振るわれた場合以外は対応してくれませんが、警察へ電話されても引き下がらない営業マンはほとんどいません。

訪問販売の契約を破棄したい場合

訪問販売で塗装工事を契約してしまい、後で契約を破棄したいと思った時は、契約から8日以内であればクーリングオフが利用できます。

外壁塗装でクーリングオフが利用できるのは、訪問販売で契約した時です。自らの意志で店舗などへ行った時や、自ら見積依頼して家に来てもらい契約したような場合は、クーリングオフが利用することができません。

なお、クーリングオフは書面で行う必要があります。口頭で契約を解除したい旨を伝えるだけでは不十分です。

相手が優良業者だとしても、契約書にサインする時は、見積書や契約書の内容をしっかりと確認するようにしましょう。